最近、落ち込むことがあって、夜になると見たくなる景色があります。
日中は太陽が出てたり、子供達がいたりで元気なんですけどね。
夜になると、外が暗くなって、子供達も寝ちゃって、私の気持ちも暗くなってしまうんですよね。
そうなると見たくなる景色。
うちって、すぐそばに町で一番大きい病院があるんです。
もうほぼ隣くらいに。
そこの病院で、旦那も私も、旦那の兄弟も、私の兄弟も産まれました。
そして、うちの子供達3人も産まれました。
私の祖母、父、義祖父母、義父はそこで亡くなりました。
初めての妊娠で流産したときに手術しました。
ニオくんを妊娠中に切迫早産で入院しました。
私が足を骨折したときに通いました。
ニオくんが骨折したときも通いました。
幸せな思い出、辛い思い出、情けない思い出など、色んな思い出がぎゅっとつまった病院です。
なんでかわからないけど、夜になるとその病院を見たくなり、暗い寝室の窓からボーッと眺めます。
特に、眺めながらものすごく何かを考えるわけでもないんですけどね…。
あんなことがあったな~とか、こんなこともあったな~くらいで。
しばらくボーッと眺めます。
夜なのに、電気がついてる安心感とか。
夜なのに、働いてる人への尊敬とか。
夜だから、車も通らない静けさとか。
夜だから、風がひんやりしてて気持ちいいとか。
夜だから、星がきれいだとか。
そんなことも感じて、心が軽くなってくるんですよ。
なんでだろ?
わけわかんないけど、こんなことで気持ちが落ち着くならまぁいいか。
しばらく眺めて
体が冷えて
子供が寝てるふとんに入って
子供のぬくもりを感じて
幸せな気持ちになって
今日も眠れそうだ