私、もともとオバケとか、そういった類いのものは基本的に全く信じてません!(笑)
しかし、昨日、とても不思議な体験をしたので、書いていこうと思います(^-^)
昨日は父の命日でした。
少し遠いですが、日曜日だったので家族皆でお墓参りに行きました。
私の実家はとーっても山の中で、生活していくのに色々不便なので、母は父が亡くなってから、私たちの家の近くに引っ越してきました。
だから、実家は空き家です。
久しぶりの実家。
人の気配を感じない、静かな実家。
もちろん1歳7ヶ月の次男、サンオくんも一緒に行きました。
サンオくんはまだしゃべれません。
じぃじに会ったことはないし、私の実家に行くのも3回目くらいです。
そんなサンオくん、車から降りると一目散に実家の裏口の方に走っていきました。
裏口の回りはもう草がぼうぼうだし、足場の板もぼろぼろです。
危ないと思った私は、サンオくんを引き留めました。
すると、サンオくんは草ぼうぼうの裏口の方に向かって手を振りました。
オバケなんて信じてないと言うわりに、もし何かが写っちゃったらどうしよう(>_<)と怖くて、裏口の方は写真を撮れませんでした(笑)
私はとっても、ドキッとしました。
…まさか、サンオくんには何か見えているのか((( ;゚Д゚)))
なので、こう聞いてみました。
「サンオくん、誰に手を振ってるの?おじちゃんでもいた?」
するとサンオくんは「あっ」と言いながら裏口の方を指差しました。
もちろん、私には何も見えません。
しばらく他の遊びをしていると、またサンオくんは裏口の方に行きました。
「またおじちゃんいた?」
と聞くと、サンオくんは裏口に向かってまた手を振り、私の方に戻ってきました。
試しに
「おじちゃんどこにいるの?」
と聞くと、裏口の方を指差しました。
抱っこしてサンオくんと裏口の近くまで行きました。
するとサンオくんはまた裏口の方に向かって手をふり、今度は車の方に戻りたいのか、車を指差しました。
車の方に戻り、サンオくんに聞いてみました。
「おじちゃん、何してた?」
すると、
「かんかーん」
と言ってサンオくんは自分の両手の拳をトントンと2回合わせました。
「何かトントンしてたの?」
と聞くと
「しーっ」
と言って、今度は静かにしてポーズをしました。
最近、静かにしてほしいときや、夜寝るときにサンオくんに向かって「しーっしようね」と言いながら静かにしてポーズを見せていました。
するとサンオくんも、夜に暗い部屋に行ったり、寝ている人を見たりすると「しーっ」とするようになりました。
「おじちゃん、しーってしてたの?」
と聞くと、サンオくんは何回か「しーっ」と静かにしてポーズをしました。
そのあとは裏口の方に行くことはなく、楽しそうに遊んでいました。
この行動を見ていた家族みんなで大騒ぎ(笑)
サンオくんにはじぃじが見えてるんだ!
命日だから、遊びに来たんだ!
トントンって何してたんだろ?
きっとじぃじは、「じぃじがいることは内緒ね」って意味でサンオくんに「しーっ」ってしてたんじゃないの!?
だからサンオくんも真似して「しーっ」ってしてたんじゃないの!?
などなど妄想は膨らむばかり。
しかし、私の一言で長女と長男は凍りつき、サンオくんと裏口が怖くなってしまい、「キャー」と叫びながらパパの方へ逃げていきました。
「じぃじ、死んじゃってるからずっと目を閉じてるんじゃない?だからサンオくんは、おじちゃんは目をつむってるから寝てると思ってしーってしたんじゃないの??」
サンオくんはまだしゃべれないから、一体サンオくんには何が見えていて、何が言いたいのかはわかりません。
もしかしたら、何も見えてないけど手を振っただけかもしれない。
もしかしたら、生い茂った葉っぱとか壁のしみが人影のように見えただけかもしれない。
もしかしたら猿でもいたのかもしれない。
真相はわからないし、霊とか全く信じてはないけど、父だったらいいなぁ…とちょっとだけ思っちゃいました(^-^)
怖いけどね…